乾布摩擦は効くのか?

小児ぜんそくには、乾布摩擦が効くと言われています。本当に効果があるんでしょうか?

実際私がしていた乾布摩擦体験談を含めて、まとめてみました。

 

小学生の頃、乾布摩擦をしていました。

小児ぜんそくだった小学生時代、乾布摩擦をしていました。学校が治療の一つとして、小児ぜんそくの生徒を集めて乾布摩擦をするんです。

昼休みに保健室に集まって(当時は私を含めて4,5人)、保健室の先生の監視の下、男子生徒は上半身裸、女子生徒は下着姿で、並ばされました。もちろん男子生徒が前で、女子生徒が後ろ、男女目が合わないようにしていました。

乾いたタオルをもって、上半身をこすっていきます。1,2と号令をかけながら。

最初は腕、次は首、背中は両手でタオルの端を持って、「1,2、1,2」と声を掛け合いながら、ひたすらこすっていきます。正直、皮膚がこすれて痛くなります。しかも赤くなります。

しばらく続けていましたが、あとは、自宅で行って下さいとのことで、学校で乾布摩擦を行うことは無くなりました。指導の一環だったのかもしれません。

実際のところ、わたしに乾布摩擦の効果があったかどうかは、正直分かりません。ただ、調べてみると効果があるメカニズムがあるようです。

 

乾布摩擦の効果のメカニズム

乾布摩擦をすると、皮膚に刺激が与えられます。皮膚を刺激すると、肺の副交感神経の緊張が和らぎます。皮膚への摩擦による刺激が、肺への緊張より勝るようです。ぜんそくの発作は、肺の副交感神経の緊張が原因のひとつなので、効果があるとされています。

特にたわしでの摩擦は、効果があるとされています。私は乾布摩擦にたわしを使ったことはありませんが、相当痛そうですね。

 

心理的効果も期待できる

乾布摩擦以外にも、冷水まさつ、水かぶりやランニング、腹式呼吸、薄着、日光浴、水泳、体操などといった、運動法や鍛錬法がすすめられています。(国立小児病院アレルギー科)

厚着の癖をつけずに薄着でいることは、皮膚の鍛錬にもなり、ぜんそく治療にも効果があるとされています。

皮膚を刺激し、鍛錬することは、ぜんそくの発作をおさえる働きがあります。鍛錬することで、運動不足から起こる不用性の筋萎縮を防いだり、肺機能を向上させる働きがあります。乾布摩擦を含めた鍛錬法は、横隔膜や補助呼吸筋を十分活用するので、発作時の呼吸を整えるのに適した訓練になり得ます。

さらには、症状の悪化が抑えられ、薬物へ依存しているという悪循環が断ち切られるため、心理的効果も期待できそうです。

 

 

 

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