ぜんそくの原因はハウスダストだった
私の小児ぜんそくの原因の一つに、ハウスダストがあります。
特に布団や毛布をバタバタしたとき、小児ぜんそくの発作が出ていました。
鼻水が出たり、のどの中がかゆくなったり、ひどいときは咳がとまらなくなってゼーゼーとぜんそくが出ていました。
当時はハウスダストなどそういう情報も少なく、今になって感じることですが、家の中のダスト(ホコリ)が原因だったようです。
ハウスダストとはどういうもの?
ハウスダストと言っても色々あります。
空中に舞うような繊維だったり、ダニやダニが出す排泄物やダニの死骸、外から入り込む花粉、人から出る汗やふけなどの老廃物。人は寝ている間、500mlのペットボトルほどの汗をかくそうです。布団も干さないと、カビまで繁殖します。
人間の老廃物や食べ物のかすなどを食べて繁殖するダニ・・・
このダニやダニの死骸が子供たちのアレルギーを引き起こし、小児ぜんそくの
原因にもなっているようです。
ハウスダストを掃除機でこまめに取り除き、布団を干すことでダニを追い払いましょう。ハウスダストのたまりやすい、リビングなどの絨毯も、こまめな掃除が必要です。
私と娘だけに出るアレルギー
ただ、当時は私だけに喘息が出て、他の家族には一切出ていなかったので、ハウスダストに対して、私だけアレルギー反応が強かったと思われます。ちなみに、今では寝室に4人で寝ていますが、寝ている時にくしゃみが止まらなくなるのは、うちの下の娘だけです。どうやらハウスダストかダニに対して、アレルギーをもっているようです。
それはそうと、私が小児ぜんそくを発症していたころ、引っ越しをしたことがありましたが、パタリとぜんそくが無くなりました。
成長して小児ぜんそくが終わるころだったのか、家の環境も変わったためにアレルギーが出なくなったのかは、今となってはわかりません。
原因はハウスダストでは無いかも
掃除や寝具を替えるだけでは対処できない、家の中や外の環境が原因という事もあるかもしれません。以下のような要因もあります。
シックハウス:建築技術が高まって、気密性が高い住宅に住めるようになって(昔は隙間があり自然と換気が出来ていた)家の中の溶剤にアレルギーの反応が出てしまい、ぜんそくを起こしてしまう。
工場や車両の排気ガス:工場や交通量の多い道路に面した家に住んでいると、排ガスによって小児ぜんそくなどの患者が多いという統計がある。
色んな原因となるものを、一つ一つつぶして解決していくことが、ぜんそくを完治する事へとつながるでしょう。